« 1/48 零戦11型 ④ | トップページ | 1/48 零戦11型 ⑤ »

2008年8月20日 (水)

零戦11型 素人蘊蓄

お盆明けのダラケて何も弄っていません(汗)

ネタもないのでおなじみ素人蘊蓄で誤魔化します。

中国大陸における零式艦上戦闘機11型の塗り分け塗装について

・有名な12空の写真で昔から物議をかもしだしている写真が数枚あります。

・以下の写真は昭和16年5月26日
黄河中流域の運城を発進し、約400km西の中国軍根拠地(南鄭)攻撃に向かう編隊を撮影したものだそうです。

A6m2m1117A6m2m1117a .

.

.胴体の日の丸中央を境界に白黒濃淡が違うのは有名ですが
主翼の補助翼内側付近よりにも濃淡の違いがあるように見えます。

こちら↓の写真も同じように見えます。

A6m2m1116A6m2m1116a .

.

.

模型にしろ作画にしろ胴体の色調変化は再現してありますが
主翼部分の色調変化を再現したものはあまり.見ません。

ただ模型的にこれを再現するとあまりかっこよくないかも(笑)

●この濃淡差塗装による(保護塗料含む)ものか退色によるものか、また別のものなのか色々と言われています。

有名な零戦サイトでは機体重要部分の保護のためカバーをかけ、カバーをかけた以外のところは退色したものと結論?付けていました。

この説には個人的に受け付けられません。

カバーをかけた以外のところの退色
境界がはっきりしすぎ。
このようにはっきり退色部分とそうでない部分の差が出るには
毎回狂いなく機体に密着させてカバーをかけなければならない。
そうしないと境界はボケてはっきりしないはず。

・退色にしては胴体上半部のみだけでなく胴体下部までしっかりと色調境界がある。
(日光による退色だと機体下面までのきれいな均等の退色は不自然)

・日本と変わらぬ緯度の地域であり、秋から春にかけて日差しも強くない時期に、
まだ塗料の質も(21型を見る限り)悪くない時期の配備されたての新造機が
短期間にこのようにくっきりと退色するとは考えられない。

以上の理由(まだあるけど)で退色説は強く却下(笑)

・塗装(保護塗料)によるもの

定説も無く理由は分からないことになっています。

個人的にはこちらを支持。
前半部(色の濃い部分)は重要機器が集中しているところであり
なんらかの保護塗装を施し(日光等の光線保護と思われ)
索や桁、電球程度しかない主翼先端や胴体後部は保護塗装を施さなかったために濃淡差が出たものと解釈します。

ただ何故機体全体に保護塗装を施さなかったかとの疑問もありますが、現実には極端な濃淡差はなく重要機器部分のみですませたか、
実際に見た目は色は変わらず、光加減で2色に見えるだけかもしれません。
(たとえばツヤ有りとツヤ消しでは同じ色でも光加減で2色に見えます。)

長々と書きましたが、すべて個人的な思い込みで書いておりますので
まったくの的外れかもしれません。

零式艦上戦闘機11型

|

« 1/48 零戦11型 ④ | トップページ | 1/48 零戦11型 ⑤ »

航空機模型 (AIR)2008」カテゴリの記事

コメント

ワシは実は退色説を有望視してました(笑)
ワシの根拠は
①日本の塗料はボロイので劣化が激しい
②同じカバーは引っ掛けるところが一緒だと、結構同じ場所がカバーされる。
③まだ制式化されていない頃か、したばかりの頃なのでばれない様にしっかりカバーを掛けてあった。
④故に退色ラインもハッキリする。
だと思ってましたが、シミソ殿と一緒で模型的にはこの塗装表現はあまりカッコ良くないということでシカトしてました(笑)

投稿: ⊥TT | 2008年8月20日 (水) 22時32分

●⊥TT殿
退色派でしたか(笑)

それにしても
胴体だけならまだしも主翼まで色調変化再現すると
模型で再現するとかっこ悪くなりそうですなぁ。

でもやらないとなにか言われそうだし・・(笑)

投稿: シミソ | 2008年8月20日 (水) 23時03分

こんな写真が残っているんですか。知りませんでした(零戦には疎いもんで…)。
うーん、ワタシも退色ではないと思います。
個人的な意見ですが「実際には無いのだが、境界があるように見えるだけ」なのでは…?
これらの写真ですが、今の目で見たら相当不鮮明です。このようなゴーストが見えてもおかしく無いような気がします。
…すいません、upされている2枚の写真だけ見て書いておりますので、ほかにも証拠写真があるようでしたら、全くの見当違いな意見かと思います(汗

投稿: 躍人 | 2008年8月21日 (木) 00時00分

じつは塗りつぶし派でありましたw
部隊引渡し時に胴体~尾翼に何か書かれていて(機番号か何か)実戦参加前にそれを消す為に日の丸より後ろを塗りつぶしたのかも・・と妄想しておりましたが、あんなに広範囲に塗りつぶす理由が見つからず・・ずっと疑問でありました(汗;)

あと、中隊長殿が完熟飛行時間の少ない機を心配して胴体後半、主翼の一部を赤く塗らせた所、搭乗員が猛抗議したのでまた塗り直したというのも夢があって・・(以下略しますw)

投稿: hagu | 2008年8月21日 (木) 18時23分

ども、apuroだよ。
これって、むずかしいよね。
ほら、ロシアの新造ゼロ。
あん時は、飴色が問題に、、。

私は、退色説に1票。
当時の塗料の質、
特に黄色は退色しやすいし、、。
でも、これ、1/72あたりで1回作ってみるのも
面白いかもねぇ。
やってみたモン勝ち。ね。

投稿: apuro | 2008年8月21日 (木) 18時27分

飴色論争の一部のはなしですね。

後年のYS-11が雨漏りしたように、雨漏りがしたので、番傘のように柿の渋でも・・・・という想像をしました。

ま、柿の渋は論外としても、防水にニス(出たー!!)のようなものを塗ったのかも知れません。

と想像しています

飴色って茶色っぽいはずなのに、アノ色はなに飴なのかなぁ~・・・・と。

投稿: nananiya72 | 2008年8月21日 (木) 21時06分

私は、どうでもいい派です(オイ
という冗談はさておいて。

もしカバー掛けによる褪色であれば、たとえば連合軍機などにも、程度の差はあれこのような濃淡が見られても不思議はないはずです。また国産塗料の品質が因子として働くのでれば、同じく中国大陸に展開していた陸軍機なども含め、機種を問わず見られなければ不自然でしょう。

主翼の濃淡については、光線の向きから考えて、胴体の影ではないかと考えています。

本当は、実機には濃淡差なんかなくて、外国機かなにかの迷彩塗装にシビれた誰かがプリントの際に覆い焼きでゼロ戦に迷彩を施そうとして、しかしながらセンスが悪かったためにこんな風になってしまい、その癖このプリントがしっかりと後世に伝わってゼロ戦マニアの議論のネタになってしま……う訳ないですね。

投稿: t-wak | 2008年8月21日 (木) 23時50分

●躍人殿
同様に写っている写真はもう1~2枚あったと思います。
もう少し不鮮明だったかもしれません。

ただ同じ写真に写っている機体でも
色調境界線が見える機体と見えない機体があるように見えるものもあります。

これについては過去にかなり論争がありました。
個人的な思いは記事に書いたものですが
結論で言えば「どっちでもいい」(笑)
そう熱くならないでというところでしょうか

投稿: シミソ | 2008年8月23日 (土) 01時34分

●hagu殿
いろいろと想像するのも趣味の世界としての楽しみ方の一つですね。

ただ素人はその互いの解釈の仕方で喧嘩してはいけません(笑)

もちろんプロだったらプロらしく正解・不正解は別として納得のいく説明を付けて
商業ベースに乗せるべきですが・・・。
昔いましたなぁ。
取説の一文だけで「飴色」と決めつけたライターが。

投稿: シミソ | 2008年8月23日 (土) 01時41分

●apuro殿
零戦の塗料で新しいところでは某塗料メーカーが青畳色とでもいうべき
エメラルドグリーンのような色を出していますね。

クレオスやタミヤの新しい明灰色も多少違いますが同じような解釈で出しています。

明るい灰色(パールグレー?)を刷り込まれた年代には
とても違和感を感じます。

投稿: シミソ | 2008年8月23日 (土) 01時45分

●nananiya72殿
雨色・・・もとい飴色というのはたしか
「飴色がかりたる色」を「飴色」として発表してしまったのではなかったでしょうか?

「飴の色のように見えるよ~」が
「飴色である」と確立した色であるとしてしまった
個人的思い込み解釈・・・・(笑)

>飴色って茶色っぽいはずなのに、アノ色はなに飴なのかなぁ~・・・・と。

個人的には「べっこう飴」で・・・これって年がばれる?(笑)

投稿: シミソ | 2008年8月23日 (土) 01時51分

●t-wak殿
私も塗装説に比重を置いていますが
新たな資料や証言(こちらは難しい・・)がでればいいのですが、望み薄でしょうから
結論から言えば「どっちでもいいじゃん」(笑)

>主翼の濃淡については、光線の向きから考えて、胴体の影ではないかと考えています。

今回の記事は色調の濃淡よりも主翼の濃淡がメインのはずだったんですが
いつのまにやら色調濃淡の談義になってしまいました。

この主翼のラインも”思い込んで”しまうと
濃淡がある機体のどの機体の主翼にも見えるような気がしてくるので
”思い込み”の怖さを実感しています。

投稿: シミソ | 2008年8月23日 (土) 02時00分

当時の搭乗員の記録では・・銀色のヤカン見たいな色ってのもありますが、実際にはどんな色だったんでしょうかね。。。
この当時の配色は空の色や雲の色によっても見え方も変わっただろうし、色々考えながら模型作りってのも自分なりに楽しいと思ってます☆でも実際に作ると自分勝手にやってますけどね(笑)

投稿: SAIUN | 2008年8月23日 (土) 10時15分

諸説あるようでなかなか難しいですね。

私も塗装だとは思うのですが、最近の前半飴色、後半J3説は納得できません。

最大の興味は補助翼付近を含め、シミソ様がどのように料理されるかというところです♪

投稿: ハヤテ | 2008年8月23日 (土) 21時15分

●SAIUN殿
>当時の搭乗員の記録では・・銀色のヤカン見たいな色ってのもありますが、実際にはどんな色だったんでしょうかね。。。

昔・・今でもある?学校でよくつかわれている
金色っぽいヤカンの色に近いと聞いたことがあります。

資料あさりも楽しみの一環ですね。
でも仰るように自分勝手にや自分の好みの色
イメージ色(刷り込み色)にするのが
一番かっこよく仕上げられると思います(笑)

投稿: シミソ | 2008年8月24日 (日) 11時12分

●ハヤテ殿
一応再現方法については過去作例の組み合わせでやってみようと
脳内モデリング(これってシュミレーションというのでしょうか?)はしているんですが
成功するか失敗するかは紙の味噌汁。
某オヤジのギャグをパクってしまった・・・・(ちょっと変えたけど。笑)

単一塗装後にマスキングしてスミイレで変化を持たせるような塗装法になると思います。

ただ主翼を濃淡っぽくするとスマートさが無くなり
カッコ悪くなりそうでどうしようか悩み中です。

投稿: シミソ | 2008年8月24日 (日) 11時28分

こんばんわ、こちらでははじめましてですね。

おいらも、何でだろ~?と思ってました。
で日焼けの説が出た時になるほど~と思ったんですが、裏側も違うんですね!
で、いま考え付いたのが「別々の場所で塗って、最後に合体させたら、ちょっと色が違っちゃったよ」説はどうです?

>エメラルドグリーンのような色

おいら、今回使おうとしてフタあけたときの狼狽っぷりったらなかったですよ!
見なかったことにしてすぐにフタしめました。(爆)

でわでわ。

投稿: との | 2008年8月24日 (日) 20時15分

●との殿
結局これに関しての結論は出ていないようです。
どちらを支持するかなんですけど
ネタには良いですが「どっちでもエエかなぁ」と(笑)

>>エメラルドグリーンのような色

なんでもオーストラリアだったかどこかに現存する機体の色を再現したらしいのですが
もちろん1/1用色調ですし、
全てその色で塗られていた(平均的な)というわけではなく
特定の機体の色ですので、はたして正しいのかどうか…
正確なら常に現物を見ていた当時のパイロット・整備兵の方は
灰色とか明るい水色なんて証言はしないような気がします。

ところでとの殿のHPには掲示板は無いのですか?

投稿: シミソ | 2008年8月25日 (月) 23時27分

こんにちわ。

>>>エメラルドグリーンのような色

ガイアノーツの箱には、昭和17年の規格資料とか書いてあります。じゃぁ昭和16年はどうなの?とか思っちゃいました。

掲示板は、管理が大変そうなので作ってないんですよ。よしの師匠などの掲示板に出没しております。

ところで、写真の11型、よく見ると足掛けが出っぱなしのようですが・・・?見間違い?

でわでわ。

投稿: との | 2008年8月26日 (火) 09時58分

●との殿
>昭和17年の規格資料・・

なるほど、一般的に塗られた色だったのですね。
それにしても当時の証言にそれっぽい表現をされた
(薄い緑とか暗い水色とかなんとか・・)
証言が見受けられないのは私の勉強不足でしょうか?
(少なくとも明るい灰色や水色ではないような…)

>ところで、写真の11型、よく見ると足掛けが出っぱなしのようですが・・・?

おお~、出ているように見えますね~。
しかも2機ともそう見えます。
突出部の影があるようにも見えますので
私も出ているという説に1票です。

これって追求した文章は個人的には見たこと(読んだこと)ないような気がします。

掲示板は持っておられないのですか(残念)
まぁ、ここもお気軽にお使い下さい。

投稿: シミソ | 2008年8月26日 (火) 22時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1/48 零戦11型 ④ | トップページ | 1/48 零戦11型 ⑤ »